最近夜泣きが始まった!どうしてだろう?(後編)

前回は夜泣きの原因を探るために、皆さんにチェックしていただきました。そして、試してほしい内容を書きました。

前回の投稿はこちら

今日でちょうど1週間。チャレンジしてみてどうでしたか?

「全部は難しかった。」「これだけは、頑張ってみたよ!」

など、感想は色々あると思います。できる事からで大丈夫です。あせらずマイペースにやってみてくださいね。

☆やってみて夜泣きが少なくなったという方。
これは赤ちゃんの生活のサイクルが整ってきている証拠です!
パパ・ママも自分たちの生活を変えなければいけなかったのではないかと思います。

頑張りましたね!

☆やってみたけど、あまり変わらなかったと言う方。
こちらも同様にパパ・ママも自分たちの生活を変えなければいけなかったこともあったかと思います。

頑張りましたね!

もし変わらなかったと言う場合は、赤ちゃんの月齢や赤ちゃんができるようになってきていることと関係しているかもしれません。

では前回を振り返りながら考えていきましょう。

チェックしたものにはきちんと理由がありますから、ゆっくり見て、1つずつチェレンジしていきましょう。

今回はチャレンジ項目がなぜ大切なのかについて、詳しくご紹介していきたいと思います。

1. 朝日を浴びる大切さ

朝は8時までには赤ちゃんを起こして、カーテンを開けて日光に当てましょう。
日光に当たることで、目から刺激が入り、「朝だよ」というスイッチが入ります。そうすると活動するモードに入ります。

光を浴びると光が体に吸収されて、体に必要なビタミンが体の中で作られます。これは骨を強くしてくれる素になります。

さらに起きることで、目だけではなく、他にもたくさんの刺激が入ってきます。

赤ちゃんはまだあまりめが見えません。しかし、鼻からは匂い(臭覚)、手から触った感覚や口から舌触り(触覚)、耳から入る音(聴覚)は優れています。

2. 日中の過ごし方で夜もぐっすり

昼間はどのように過ごしましたか? たくさん遊べましたか?

前回も書きましたが、パパとママが体を張って赤ちゃんと遊ぶという意味ではありません。
遊ぶのは赤ちゃん自身です。

刺激を与えることが目的です。

2.1 声かけや音楽など音の刺激も発達には重要

0~3ヶ月頃であれば音が鳴るおもちゃを鳴らして遊ぶのもいいですね。

まだ手で持つのが苦手てなようでしたら、やわらいかい素材で音が鳴るものがいいと思います。

赤ちゃんの近くに、音が鳴るものを近くに置いておくのもいいです。音楽もいいですね。楽しくなるような曲、心地よい曲。

パパママがピアノを弾けるなら、ピアノを弾いてみるなんていうのもいいかもしれません。自分の気分転換にも繋がるかもしれませんよ笑

声かけをするのもいいです。
新米パパママからよく言われるのは、

「なんて声かけたらいいか分からないです・・・」

そうですよね。何もしゃべらない赤ちゃんになんて声かけしたらいいか戸惑いますよね。

例えば、
「朝だよー」
「おひさまキラキラだねー」
「お腹すいたねー」
「チュンチュン聞こえるねー」
「お風呂入ろうねー」
「やだったのー」
「頑張ったねー」などなど。

ママやパパが、感じたことや嬉しいこと楽しいことなどを言葉に出して話しかけてみてあげてください。

表現すると、赤ちゃんはそれを察知して、赤ちゃんの気分が和らぎます。
怒ってばかりいると嫌な気持ちになりますし、心配しすぎると不安な気持ちが伝わります。

赤ちゃんはママとパパの気持ちを敏感に察知します。不安や心配事がある時は、抱え込まずに話せる人に相談しましょう。

2.2 声かけをしているけど意味あるのかな?

声かけを続けていると、ある日ふと思う方が結構いらっしゃいます。

「私、ずっと独りごと言ってるみたい・・・虚しくなってきた・・・」

チーーーん。

実はそんなことないんです。赤ちゃんはパパとママに毎日声をかけてもらって喜んでいるはずです。

赤ちゃんは楽しいことや嬉しいことがあると、頭の中からセロトニンやドーパミンという物質が出てきます。声を聞けることは、赤ちゃんにとって安心感や癒しにつながります。

新生児の頃はまだ音としてしか認識ができませんが、徐々に言葉を理解し始め、頭の引き出しにため込んでいきます。

赤ちゃんにとってはパパやママの声かけは宝物なんですよ。

3.  体力が急激についてくる

赤ちゃんは母乳やミルクを飲んで、おしっこやうんちをして、眠っての繰り返しですが、栄養と睡眠をしっかり取ることで急激に体が成長していきます。

また脳細胞は2~3ヶ月頃から10ヶ月頃までに急速に増え、神経が発達します。

赤ちゃんにとって、見るもの・聞こえる音・触るもの・匂いなど、全てが初めての世界。様々なことに興味を抱き始めるため、体を動かす力が増し、体を起こそうとしたり、横を向うとすこともできるようになります。

ママやパパが想像している以上にあっという間に体力がついてきているのです。そのため出産後の赤ちゃんと同じような遊びかでは、パワーが出し切ることができません。

夜泣きがおさまらないという場合、体力が余っていてることが結構ありますので、少し色々な刺激を増やしてみてください。

ベビーカーでお散歩の時間を増やす、音楽をかける、笑わす、赤ちゃんの体を触って遊ぶなどなんでも良いです。

遊びを通して体を動かすことで、程よい疲労感を得てホルモンの分泌を促し、さらに脳神経を発達させ、睡眠へと促してくれます。

4. 夜にたくさん出る成長ホルモン

日中に色々な刺激を受けると、脳も体も夜は成長ホルモンがたくさん分泌されます。成長ホルモンは赤ちゃんの発達には欠かせないホルモンですが、それ以外にも疲労回復をする力もあります。

特に夜間帯に多く分泌されます。日中にしっかりと刺激を受け、体や脳が程よく疲れていれば、夜はしっかりと眠ることができます。

疲労が回復できると、次の日の朝もきっとスッキリと目覚めてくれるのではないでしょうか。

5. ミルクは寝る前にしっかりあげましょう

日々成長する赤ちゃんは、ミルクを飲む量もどんどん増えていきます。
夜中に頻繁にミルクや母乳など授乳が必要な場合は、ミルクの量が足りなくなっているサインかも知れません。

その場合はいつもより少し多めにミルクを作り、飲んでもらいましょう。夜泣きがおさまるかもしれませんよ。

おわり

今回は、1週間チェレンジしてみてどうだったのか、夜泣きを解消するための方法の理由についてご紹介しました。

赤ちゃんがぐっすり寝てくれるためには、「刺激を与える」ことが重要です。
声かけや、お散歩、日差しを浴びる。また体力が急激についてくるため、運動量を増やすことなどです。

全てを行動に移すことは各ご家庭の状況によって難しですし、体力的にも限界がありますよね。ですから、できることから始めてみてください。

うちの子はこれが足りなかったんだ!! ということに気づけるかもしれませんよ。

最後までご覧いただき、ありがとうございます。

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