赤ちゃんの便秘どうしたらいい?教えます!4つのポイントと対処方法

赤ちゃんによってうんちはまちまち。
ゆるいうんち
ペースト状のうんち
コロコロうんち
うちの子は毎日5回くらいうんちする
うちの子は1日に1回うんちするよ
うちの子は最近3日に1回くらい
色々な形状でもうんちが出ればスッキリしますが、一番困るのは便秘ですよね。
便秘は赤ちゃんの体に、色々な症状をもたらします。
いつも苦しそうなのを解消してあげたい。
なかなか出ないうんちをスッキリさせてあげたい。
そんなママやパパ必見です。
今回は便秘になる要因と4つのケアの方法についてご紹介します。
1. そもそもどのくらいうんちをしていないと便秘っていうの?
便秘といわれても、どのくらいうんちが出ていないと便秘っていうのでしょうか?
1.1 便秘とは
大体にはなりますが、3~5日くらいうんちが出ないと便秘といえます。
その他に、以下のような症状があると便秘と考えます。
☑️ミルクや母乳を飲まない
☑️ミルクや母乳を飲んだ後に吐いてしまう
☑️機嫌が悪い
☑️体に熱がこもっている
1.2 吐いてしまう原因
うんちでお腹が満たされてしまうと、胃が圧迫されます。そのためにミルクを飲んだでも腸へ運ばれず、吐いてしまうことがよくあります。
1.3 うんち熱
あまり聞きなれないと思いますが、「うんち熱」というのが存在します。
これはうんちが持っている熱が体にこもり、体が熱く感じたりします。
1.4 うんちが出ないと・・・
うんちが長時間、腸の中に留まっていると、うんちに含まれる水分が、腸に吸収されて、うんちがさらに硬くなり、スムーズに外へ排出されにくくなります。

2. 何で便秘になるんだろう?
ではなぜ便秘になるのでしょうか。詳しく説明していきたいと思います。
2.1 腸が未発達
赤ちゃんは、腸がまだ未発達です。そのため腸の動きもあまり活発ではないためです。
そのため便の柔らかさも便の回数も赤ちゃんによってまちまちになります。
2.2 筋力が不十分
ママのお腹の中で羊水に浮いていた赤ちゃん。動きも制限されているため、お腹の中では思うようには動けません。
そのため生まれたての赤ちゃんは、筋力があまりありません。お腹の筋肉が少なく、いきむ力が弱いからです。
2.3 神経の未発達
赤ちゃんの神経はまだ成長段階。新生児の時期は、反射的にうんちが出てきます。
また神経が未発達なので、腸にうんちが溜まっても「うんちをしたい!」というスイッチがまだ入りません。
2.4 運動不足
その他に原因になるのは、運動不足です。大人の場合、全身の体を動かす機会が多いですが、赤ちゃんは眠っている時間が長いため、腸の動きが促進されにくく、便秘になりやすいです。
2.5 ミルクでの育児
母乳よりミルクを飲む赤ちゃんの方が便秘になりやすい傾向があります。
母乳に含まれる乳糖は、腸内のビフィズス菌を働かせる力があり、うんちをスムーズに出す効果があります。
しかしミルクには乳糖が少ないため、便秘になりやすいと考えられています。
だからといって、無理に母乳に切り替える必要はありません。
便秘解消方法がありますよ。

3. 便秘解消の4つのポイント
ではどうしたら便秘が解消されるのかが気になりますよね。
ここからは赤ちゃんにどのようなケアをすると便秘に効果的なのかについてご紹介していきます。
ポイント1 生活リズムを整える
新生児の頃は母乳を欲しがる時にしっかりと与えましょう。また朝はなるべくカーテン越しでも構いませんので朝日を浴びましょう。
そうすることで生活リズムが整えられ、自律神経の働きが整っていきます。
自律神経は排便コントロールにとても関与していますので、生活リズムを整えるようにしましょう。
ポイント2 お腹の温安法とマッサージ
濡らしたタオルをジップロック(ビニール袋)に入れ、レンジでチンします。(熱湯で濡らしてもOK)
手や腕で熱さを確認した後、赤ちゃんの肌着の上からお腹のあたりに乗せて温めます。直接タオルを乗せると低温やけどの危険がありますので注意して下さい。
マッサージは、“おへそ”を中心に、お腹に「の」の字を書くように優しくマッサージしてあげてください。
温めた後におこなうと、さらに効果的です。
ポイント3 足の運動
赤ちゃんの両足のふくらはぎあたりを片方ずつ持って、自転車を漕ぐように交互にゆっくりと動かしまします。
また両足の足底を持って、両足を同時に曲げ伸ばす運動もおすすめです。
YOGAのチャイルドポーズのイメージです。(便秘解消のポーズですね)
ポイント4 綿棒浣腸で肛門を刺激
浣腸はちょっと怖い!というイメージを持つ方も多いと思います。
失敗しないかな?血が出てきたりしないかな?痛くないかな?
しかしとても効果的な方法ですので、自信を持ってトライしてみましょう。
綿棒にオリーブオイルやベビーオイル、ワセリン(どれでも構いません)をたっぷりつけます。
肛門から1cmほど挿入します。そして、ゆっくりと肛門の周囲を撫でるようにクルクルと10秒ほど綿棒を動かしましょう。
あまり強く刺激すると、出血することがありますので、注意してください。
おわりに
今回は便秘になる要因と自宅でできる4つのケアポイントについてご紹介しました。
赤ちゃんはまだまだ腸が未発達。寝ている時間が長いため、腸の動きが活発ではありません。そのためにも自宅でできる便秘解消方法をぜひ実践してみて下さい。
・朝夕のメリハリのある生活に心がける
・温罨法やお腹のマッサージ
・綿棒浣腸を試す
・遊びを通して、運動を取り入れる
など。
たくさんうんちが出て、スッキリした赤ちゃんの笑顔が見られるといいですね。
最後までご覧いただきありがとうございます。
Make your beautiful life💜