インフルエンザ対策。かかったらどうしたらいいの?6つのケアポイント

インフルエンザの季節が到来しました。インフルエンザ罹りたくないですよね。
昨年まではコロナの影響もあり、インフルエンザはあまり流行しませんでした。理由は、海外から国内に持ち込まれる機会が少なかったこと。

「マスク」「手洗い」「うがい」「人との距離を保つ」

感染のリスクになる行動を、皆んなで協力し合ったことにあると考えられています。

今回はインフルエンザの流行の指標や、インフルエンザにかかった時の対処法についてご紹介したいと思います。

⒈ インフルエンザの流行の指標

インフルエンザの流行の指標は、オーストラリアを起点に、世界のインフルエンザ感染状況から検討されます。

オーストラリアで、2022 年 4 月中旬からインフルエンザの報告数が過去5年間の平均を上回っています。また、5歳未満の子どもの報告が多いことも発表されています。

現段階で、厚生労働省から発表されている日本の統計では、大阪・沖縄で発生し始めています。またインフルエンザが原因による学級閉鎖も出始めています。

このところインフルエンザは流行しませんでした。ただし、感染していないということはその分、体の中のインフルエンザの抗体が低下しているともいえます。

なので、あっという間に感染が広がり、感染すると症状が重くなる可能性がありす。

⒉ インフルエンザ対策

はじめに、インフルエンザワクチンについてお話ししたいと思います。

2.1 予防接種

インフルエンザは10月~3月頃まで流行ります。特に1月~3月はピークとなります。

接種してすぐには抗体はつきません。抗体がつくまでに時間がかかりますので、なるべく早めの接種をオススメします。12月までには接種が完了するようにしましょう。

高齢者の予防接種は10月より開始されています。自治体によっては無料で受けることが可能なところもあります。お住まいの自治体へ確認してください。

3. インフルエンザの症状ってどんな感じ?

「インフルエンザの症状ってどんな症状が出るの?」「もしインフルエンザにかかったら、どうしたらいいんだろう?」ここからはそんな疑問についてお話していきます。

☑️体が熱い
☑️38度くらいの熱
☑️食欲がなくなる
☑️節々の痛みが出現する
☑️倦怠感(体がだるい)が出現する

などが挙げられます。

もしこの様な症状がある様でしたら、早めの病院受診をお勧めします。

4. もしインフルエンザにかかったらどうしたらいい?6つのケアポイント

インフルエンザの場合、基本的には病院に入院はせず、自宅療養になります。そのため一緒の住んでいる他の家族のためにも、インフルエンザに対して自宅でのケアがとても大切になります。

では実際にどのようなことを心がければ良いかについてお話します。

4.⒈  食事や水分摂取

食欲が落ちることもありますので、食べられるものを食べましょう。さっぱりして喉越しの良いものは食べやすいので、栄養補給に心がけましょう。

また、発熱すると体の水分が体外へ出てしまいますので、水分摂取を心がけましょう。スポーツドリンクは体の電解質バランスに近いもので作られていますので、お勧めします。その他、お茶や白湯などでもかまいません。

4.⒉  衣服

インフルエンザの場合、高熱が出ることがほとんどです。

そのため熱を発散させるために、汗をたくさんかきますので、肌着をマメに交換しましょう。

また寒気を伴いますので、毛布をかけるなどして調整しましょう。

4.⒊  アイシング

首の周横や脇の下、足の付け根などをアイシングしましょう。

これらの部位には大きな血管(動脈)が走っています。温められた血液を冷やすことで、体温を効率的に下げる効果があります。

お店などで貰う保冷剤が、大きさ的にとても手頃で重宝します。

直接皮膚に当てず、保冷剤を薄手のタオルやハンカチに巻いて、それぞれの部位に当てて下さい。

4.⒋ 湿度の調整

湿度が低いと、ウイルスが長く生き延びる性格があります。

乾燥は喉の潤いを損ない、ウイルスを外に出すことがうまくできなくなりますので、加湿をして湿度を保ちましょう。

部屋の湿度は、大体60%くらいに保ってくさい。

4.⒌ 部屋はできれば別室に

ご家族が同居の場合、もし可能であれば、部屋を別室にすることをお勧めします。

同居者がインフルエンザの予防接種をしていても、感染する可能性はあります。

4.⒍ 感染予防対策

感染を広げないためにも、「マスク」「うがい」」「手洗い」「消毒」「密な環境を避ける」を心がけましょう。

因みに、アルコール消毒は70%以上のものを推奨します。アルコール消毒で、手荒れがひどいという方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。

手荒れをそのままにしていると、細かなきずやささくれの中にウイルスや細菌が挟まり、残ってしまい、殺菌効果が薄れてしまいます。

手荒れ予防に、ハンドクリームを塗って対処しましょう。

最近は、グリセリンやヒアルロン酸などが含有している手指消毒液、オーガニック製の手指消毒液などもありますので、ドラッグストアなどを覗いてみるのもいいですね。

おわり

今回はインフルエンザの対策はどのようにしたら良いか、もしインフルエンザに感染した場合、どのように対応したら良いかについてご紹介しました。

・基本の手洗い、マスク、うがい、密を避けることを心がけること

・食事や水分摂取をおこない、体の熱を発散させるための対処をすること

・家族が感染しないように加湿やアルコール消毒など、感染予防の対応を心がけること

この記事があなたのお役に立てば嬉しいです。

元気に毎日を過ごせるといいですね。

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