赤ちゃんへのインフルエンザ対策。かかったらどうしたらいいの?7つのケアポイント

インフルエンザの季節が到来。

インフルエンザ罹りたくないですよね。

昨年はコロナの影響もあり、インフルエンザはあまり流行しませんでした。

理由は、海外から国内に持ち込まれる機会が少なかったこと。

「マスク」「手洗い」「うがい」「人との距離を保つ」

感染のリスクになる行動を、皆んなで協力し合ったことにあると考えられています。

⒈ インフルエンザの流行の指標

インフルエンザの流行の指標は、オーストラリアを起点に、世界のインフルエンザ感染状況から検討されます。

オーストラリアで、2022 年 4 月中旬からインフルエンザの報告数が過去5年間の平均を上回っています。

また、5歳未満の子どもの報告が多いことも発表されています。

現段階で、厚生労働省から発表されている日本の統計では、インフルエンザが原因による学級閉鎖も出始めています。

このところインフルエンザは流行しませんでした。ただし、感染していないということはその分、体の中のインフルエンザの抗体が低下しているともいえます。

なので、あっという間に感染が広がり、感染すると症状が重くなる可能性がありす。

⒉ 赤ちゃんへのインフルエンザ対策

「赤ちゃんがインフルエンザにかかったらどうしよう。」と、思っているパパやママ、いらっしゃると思います。

まずはインフルエンザワクチンについてお話ししたいと思います。

2.1 赤ちゃんの予防接種

赤ちゃんの場合、インフルエンザワクチンの接種は生後6ヶ月以降から打つことはできます。ただし、他の予防接種と重ならなように気をつけましょう。

6ヶ月未満の赤ちゃんがいる場合、予防をするのは、一番身近にいる「パパやママ」になります。

2.2 大人が予防接種をしましょう

パパやママが予防して、赤ちゃんにうつさないようにしましょう。

インフルエンザは10月~3月頃まで流行ります。

特に1月~3月はピークです。

接種しても、抗体がつくまでに時間がかかりますので、なるべく早めの接種をオススメします。

12月までには接種が完了するようにしましょう。

予防接種は自治体によって接種開始時期が異なりますので、病院に確認してください。

⒊ もし赤ちゃんがインフルエンザにかかったらどうしたらいいのかな?

インフルエンザの症状ってどんな症状が出るの?

もし赤ちゃんがインフルエンザにかかったら、どうしたらいいんだろう?

ここからはそんな疑問についてお話していきます。

3.1 インフルエンザの症状ってどんな感じ?

☑️体が熱い
☑️38度くらいの熱
☑️食欲がない
☑️機嫌が悪い
☑️意識がもうろうとしている

などが挙げられます。

もしこの様な症状がある様でしたら、早めの病院受診をお勧めします。

3.2 自宅ではどうしたらいい?7つのケアポイント

インフルエンザの場合、基本的には病院に入院はせず、自宅療養になります。そのため子どものためにも、一緒の住んでいる他の家族のためにも、インフルエンザに対して自宅でのケアがとても大切になります。

では実際にどのようなことを心がければ良いかについてお話します。

⒈  食事や水分摂取

元気そうであれば、母乳やミルク、離乳食を摂っても大丈夫です。

赤ちゃんの体の水分量が減りますので、水分をしっかり摂るようにしましょう。

ミルクを吐いてしまうようであれば、白湯でも構いません。

⒉  衣服

インフルエンザの場合、高熱が出ることがほとんどです。

そのため熱を発散させるために、汗をたくさんかきますので、肌着をマメに交換してあげてください。

⒊  体温調整

冬場ではありますが、発熱すると赤ちゃんは体に熱がこもりやすいので、掛け物などで体温を調整してあげてください。

⒋  アイシング

首の周横や脇の下、足の付け根などをアイシングしましょう。

これらの部位には大きな血管(動脈)が走っています。温められた血液を冷やすことで、体温を効率的に下げる効果があります。

お店などで貰う保冷剤が、大きさ的にとても手頃で重宝します。

直接皮膚に当てず、保冷剤を薄手のタオルやハンカチに巻いて、それぞれの部位に当てて下さい。

⒌  湿度の調整

湿度が低いと、ウイルスが長く生き延びる性格があります。

乾燥は喉の潤いを損ない、ウイルスを外に出すことがうまくできなくなります。

加湿をして湿度を保ちましょう。

部屋の湿度は、大体60%くらいに保ってくさい。

加湿は、赤ちゃんだけでなく、家族への感染予防にもなりますよ。

⒍  部屋はできれば別室に

もし可能であれば、部屋を別室にすることをお勧めします。

親や、きょうだいがインフルエンザの予防接種をしていても、感染する可能性はあります。

⒎  感染予防対策

感染を広げないためにも、「マスク」「うがい」」「手洗い」「消毒」「密な環境を避ける」を心がけましょう。

因みに、アルコール消毒は70%以上のものを推奨します。

アルコール消毒で、手荒れがひどいという方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。

手荒れをそのままにしていると、細かなきずやささくれの中にウイルスや細菌が挟まり、残ってしまい、殺菌効果が薄れてしまいます。

手荒れ予防に、ハンドクリームを塗って対処しましょう。

最近は、グリセリンやヒアルロン酸などが含有している手指消毒液、オーガニック製の手指消毒液などもありますので、ドラッグストアなどやSNSを覗いてみるのもいいですね。

おわり

今回はインフルエンザの対策はどのようにしたら良いか、もし赤ちゃんがインフルエンザに感染した場合、どのように対応したら良いかについてご紹介しました。

・基本の手洗い、マスク、うがい、密を避けることを心がけること

・食事や水分摂取をおこない、体の熱を発散させるための対処をすること

・家族が感染しないように加湿やアルコール消毒など、感染予防の対応を心がけること

子どもへの対応に困らないためにも、知っておくと便利な知識です。

この記事があなたのお役に立てば嬉しいです。

元気に毎日を過ごせるといいですね。

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