ホントに出来る子は自分で考えられる子!自己肯定感を高めるための2つのコツ

子どもがだんだん大きくなると、大人から見ていると困ることって、たくさんありますよね。

たとえば、

・遊んだ後、お片づけしないで次の遊びを始める
・危ないことをする

そしてママのイライラがピーーーク!!

でも、「あれしなさい」「これしなさい」「これはダメ」などの言葉は、子どもの心に大きく影響します。

ずっとママやパパの言う通りにしていたら、子どもは自分から何かをすることが苦手になります。

どうしたら上手く子どもとコミュニケーションが取れるのでしょうか。そして自発的に行動ができるようになるにはどのようなことがポイントになるか。

今回は自己肯定感とはどのようなことなのか、子どもが自分から自信を持って行動できるために、親が心がけるポイントについてご紹介したいと思います。

1. 自己肯定感を高める

なぜ「あれしなさい」「これしなさい」「これはダメ」は言わないほうがいいの?

なぜなら子どもは自信が持てなくなるからです。

あなたは「自己肯定感」という言葉を聞いたことがありますか?
自己肯定感とは、「自分のあるがままでいいと思えること」です。他人にどう思われているかではなく、自分が満足できているかを尊重できることです。

具体的には、

☑️自分には価値があるとわかっている
☑️自分の力を信じられる
☑️自分は愛されているとわかっている

自己肯定感が高ければ高いほど、自分を信じて、前向きに生きていけます。

2. 自己肯定感が低いと現れる状態はどんなものがあるの?

逆に自己肯定感が低いと、不安が強く、自分に自信が持てなくなり、消極的になります。

ちょっとしたことで傷つきやすくなり、挑戦することを嫌がるようになり、我慢ばかりするようになります。また、褒めても喜ばなくなったりします。

これは普段ママやパパが、「どのように子どもに関わっているか」がとても大切になってきます。

3. やる気と幸福感を高めるホルモン

子どもたちはまだ何が危険なのか、やってもいいことなのかの理解が難しいです。

子どもたちは色んなことを知りたくて仕方がありません。生まれてきてから初めて見るもの、初めて触るもの、初めて舐めるもの、初めて食べるもの、全てが初めて体験することだらけだからです。

子どもの行動は大人からすると理解できないこともあるのではないでしょうか。特に赤ちゃんの頃は色々なものを口に入れたり、好きなだけ走り回ってみたり。

しかし、この行動をおこなうことで、自分の心が満たされるのです。

心が満たされると、脳から「オキシトシン」というホルモンが分泌されます。これは「幸せホルモン」と言われています。

また、「ドーパミン」というホルモンも分泌されます。これは「やる気ホルモン」です。

このホルモンが分泌されることで、子どもたちはさらに自信をつけていくことができるのです。

4. どうやって親は対応したらいい?

では親はどのようなことに心がけて、子どもと接したら心が満たされ、やる気が出るようになるのでしょうか。

4.1 見守ることの大切さ

親からしたら危ないと思うことはたくさんあると思いますが、子どもがどのようなことができるようになってきたのかを把握して、安全にサポートできるように「見守る」ことです。

そして発達段階に合った環境整備をおこなうことが重要になります。

ものを片付けることもその一つですが、「見守り」や「声かけの方法」も環境整備に含まれます。

4.2 考える力をつける

子どもに「考える力」をつけてあげることが大切です。

子どもが自分で考えられるようにするためのコツは、

☑️何故ダメなのか
☑️どうしたら楽しめるのか
☑️どうしたらうまくいくのか

を説明してあげることです。

1回の説明では子どもは分かりません。何回も何回も繰り返して教えてあげてください。

少し成長してくると、何故ダメなのか理解ができるようになります。

そうすると、「これはいけないこと」「ママやパパに注意されること」と認識するようになります。そして、自発的に行動を直していくことができるようになります。

「これがダメなら、こうしたらいいんじゃないかな?」と自発的に考えるようになります。

子どもが何かを達成したときには、しっかりと褒めてあげてください。やる気ホルモンと幸せホルモンを分泌できるようにしましょう!

5. 自発的にできるスキルを身につける

自発的に行動できることは、子どもが大人になってから必要なスキルです。

例えば、

自分んで好きなことに取り組む。
自分で部活を選ぶ。
自分で進路を決める。
自分で仕事を見つける。

親が経験してきて危険なこと、いけないことを教えることはとても大切なことです。しかし、自分の子どもが生まれてきてから学び、見つけ出した「挑戦したい」と思うことを、奪わないような声かけができるように心がけると良いですね。

「大人になってから自分で判断が出来ないなどの影響がある」という研究報告もあります。

「出来る子」は、= 頭が良い

だけではなく、「自分で考えられる子」

自己肯定感を高めてあげましょう!

おわり

今回は子どもが自分から自信を持って行動できるために、親が心がけることについてご紹介しました。

ついつい注意ばかりしがちになってしまうとは思いますが、「何故いけないこと」なのか、「どうしたらいいのか」を子どもと一緒に考えていくことが大切です。

たくさん遊んで、そして何かを達成できたときには、めいいっぱい褒めてあげてください。

やる気ホルモンと幸せホルモンをたくさん分泌させて、自己肯定感を高めてあがてくださいね。

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